その起業ちょっと待って!サラリーマンはまず副業で成功してから

もし、あなたは今、起業しようかどうしようか悩んでいるなら、この記事を読んでから、もう一度じっくりと考えてみてください。
あなたには、揺るがない勝算がありますか?
もし、あるのであれば、おそらくこの記事は見ていないと思います。
なぜなら、起業で成功する勝算がある人は、もうすでに起業支度をしているからです。
この記事を見ているということは、起業していいものだろうかと悩んでいるからだと思います。
明確な戦略があって起業するなら問題はありませんが、もしも戦略や勝算がないのであれば、まずは副業からスタートさせるのがおすすめです。
なぜ、起業前に副業するのがおすすめなのか、その理由を説明します。
メリットとデメリットをしっかりと理解してもらえると思いますので、最後まで記事をご覧ください。
Contents
起業前に副業するメリット4つ
まずは、副業することのメリットから見ていきましょう。
メリットはいくつもあるのですが、大きなメリットでいうと4つになります。
- 失敗してもリカバリーできる
- 生活資金におびえなくていい
- 家族に心配をかけなくていい
- 絶対起業してやる!をモチベーションにできる
ひとつずつ詳しく見てみましょう。
失敗してもリカバリーできる
リスク回避というのは重要です。
あなたがもしも20代で、結婚もしていなくて、実家暮らしで守るものもないのであれば、起業で失敗してもそこまで大きなダメージにはなりません。
しかし、結婚しているとか、マンションを買ってしまったとか、守るべきものがあるなら、失敗できないですよね。
副業として本業がある状態であれば、それだけでリスク回避になります。
また、副業とひとことで言っても、いろいろなビジネスモデルがあります。
起業してしまえば、なかなかビジネスモデルをころころ変えることはできません。
副業であれば、やってみて自分に合わないと思えば、すぐに切り替えることは可能です。
そういう意味でも、融通が利くので、失敗してもリカバリーできることは副業のメリットです。
生活資金におびえなくていい
本業があることで、基本的な生活資金というものには困りません。
安心して副業をすることができるので、冷静な判断ができるようになります。
起業してしまうと、選択のひとつひとつに、ミスれないというプレッシャーがついてまわります。
間違ってはいけないと思えば思うほど、選択が鈍ることも
天村聡生
冷静でいれる心理状態を作るには、バックに安心な状態があるほうがいいのです。
たとえば、サッカーや野球では、守りの強いチームは大崩れしなくて強いという傾向があります。
ようは守備力の高さがチーム全体の安心感につながり、冷静に試合状況を見ることができ、効果的に攻撃に転じることができるからです。
本業がある状態の副業は、生活資金で心配しなくていいという安心感があるので、これも大きなメリットです。
家族に心配をかけなくていい
妻の心配というのは、計り知れません。
とくに起業するということは、安定を好む傾向が強い女性にとっては、信じられない奇行と考える人もいるぐらいです。
副業をすることですら、「大丈夫?会社にバレてクビにならないでよ?」と心配されることも。
妻に心配をかけないためにも、まずは副業で結果を残してから起業するという選択をとるのがいいでしょう。
絶対起業してやる!をモチベーションにできる
いきなり起業してしまうよりも、「絶対に起業するぞ!」というやる気やモチベーションにするほうが、結果的に成功に近づきます。
ボクの経験では、これが最大のメリットでした
天村聡生
やる気やモチベーションの維持というのは、何をするにしてもたいせつな要素です。
起業する!と強く思えば思うほど、副業でがんばることができます。
起業前に副業するデメリット2つ
起業前に副業をすることをおすすめしているのですが、いいことばかりというわけではありません。
もちろん、デメリットもあります。
ただ、このデメリットに関しては、あくまでもボクの予想や、周りの人が言っていること、起業したあとでボクが気づいたことを踏まえています。
ボクは副業→起業という流れだったので「いきなり起業」を経験していないからです
天村聡生
考えられるデメリットは2つあります。
- 時間がとれない
- 成功へのルートが遠回り
時間がとれない
副業をすることのいちばん大きなデメリットは、作業時間がとれないことです。
しかも、平日のいちばんいい時間(9:00~18:00)を会社に捧げることになります。
有名な実業家であるホリエモンこと堀江貴文さんは、書籍『バカとつき合うな』(キングコングというお笑いコンビを組んでいる西野亮廣さんとの共著)の中で、こう言っています。
牛肉で言えば、サーロインとかヒレとかの美味しい部位を先に、企業が取っていくわけです。残っているのは内臓。いわゆるホルモンですよね。残り物しか自分のものにならなくて、それだけが「自分の自由な時間」
つまり、副業作業にあてれる時間とは、1日でもっとも「くたくたに疲れている状態」になっているということです。
疲れた状態の夜10時から作業するのは、かなりやる気が高くないとできません。
ボクは4年間それをしてきましたが、工夫が必要です!
天村聡生
平日の夜遅い時間と、休日しか副業する時間がないというのは、とても大きなデメリットです。
成功へのルートが遠回り
副業をすることの2つ目のデメリットが、成功までかなり時間がかかるということです。
本業しながら副業をして、その副業でいつかは起業したいという状態は、かなりエネルギーを使います。
なぜなら、相反する2つのことを同時にやっているからです。
車にたとえるなら、ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるような状態です。
副業で進みたいというアクセルと、本業で安定を逃したくないというブレーキ。
両方踏んでたら、なかなか車は前に進みません(起業できない)
ガソリンは消費するし(エネルギー使う)
なによりもエンジンが故障(精神が崩壊する)する可能性もあります。
ブレーキを外す行為、すなわち退路を断つという覚悟は、アクセルが効いて成功までの距離がグッと近くなります。
もちろん、道中のリスクをしっかりと考える必要はありますが
天村聡生
副業は「逃げ」ではない「守備」だ!
成功している人からすれば、副業することは失敗を恐れるひとの「逃げ口上」だと、見えるのかもしれません。
しかし、ボクは副業してから起業した人間代表として言いたいです。
「副業することで逃げ道を確保しながら起業を目指すことは、守るべきものがある人にとって当然の選択!」
副業は逃げではなく、起業するという攻めのために、守備をかためることだと思います。
ぜひ、起業しようかどうしようか悩んでいるのであれば、まずは副業で結果を出すことから始めてください。
副業についての有益な情報をもっと知りたいというあなたのために、このブログではたくさんの副業情報を掲載しています。