ブログの見出しとは?6ステップの作り方なら初心者でも簡単!

ブログの見出し作りは、まったく難しくありません。
ほんの少しの技術を使うだけで驚くほど魅力的な見出し構成を作ることができます。
では、具体的には何をすればいいのでしょうか?
「ブログの見出しって何?」という初心者の方でも、「そういうことか!」と理解してもらえるように説明していきますので、最後までこの記事をご覧ください。
Contents
見出しとは?
ブログの見出しとは、情報や話題の内容を細分化して具体的に小分けにしたものです。
なぜ、具体的に細分化する必要があるのかというと、抽象的で情報量が多いと、相手には「なんとなくこういう話かなぁ」としか伝わらず、明確に理解してもらえないからです。
たとえば、「失ったものに固執すると成長できない」という話の内容を相手に伝えたいとします。
そのままストレートに伝えるよりも、「エースの死を乗り越えたルフィがさらに成長したという漫画ONE PIECEでのエピソード」や、「浮気されて別れた彼女への未練を吹っ切って、さらに素敵な女性に出会ったあなたの経験」などを語るほうが、相手には伝わりやすくなりますよね。
つまり、見出しとは、情報や内容を具体的に細分化して、相手に伝わりやすくしたおもてなしだと思ってください。
もっと具体例を見ていきましょう!
天村聡生
『情報を細分化したもの』の例と、『内容を具体的にしたもの』の例というかたちで説明していきます。
情報を細分化したもの
もしも、ブログ記事で野菜について書こうとした場合は、見出しを使ってこのように情報を細分化すれば、相手に伝わりやすくなります。
- 野菜の種類(根菜・葉菜など)
- 旬な季節(収穫時期やたべごろなど)
- 摂れる栄養素別の分類(ビタミン・カルシウムなど)
- 見た目の色(緑黄色野菜・淡色野菜など)
- スーパーでの価格相場
野菜という情報だけだと、いろいろな種類がありすぎて、こちらが伝えたい内容を、正確に相手に伝えにくいですよね。
ですが、上記のように情報を細分化することで、何について書かれているのかわかりやすくなり、読者も理解しやすくなります。
あなたの伝えたいことも明確になります
天村聡生
内容を具体的にしたもの
抽象的な話題をブログで書きたい場合、見出しには具体的な内容を使うことをおすすめします。
そうすることで、読者に誤解されることのない、わかりやすい記事を作成できます。
たとえば、「人間関係を良くするコミュニケーション能力」についての記事を書きたいとして、このままだとテーマがかなり抽象的ですよね。
そこで、見出しの内容を具体的な話にしていきます。
- 「まずはあなたが所属するコミュニティやグループの相関図を手書きで書く」
- 「できた相関図を客観的に見てあなたがどういうポジションをとればいいか分析する」
- 「人間関係における最重要事項は自分を守ること」
- 「コミュニケーションは自分の話1割で相手の話9割にするとうまくいく」
このような見出しを作れば、抽象的な内容が具体的になって、読者が「何をすればいいか」明確に伝わりますよね。
ブログにおける見出しの使い方
見出しとは、読者に対するおもてなしで、伝えたい内容を明確に伝えるための手段ですが、ブログにおける使い方としては、3つの役割が与えられています。
- まとまりや区切り
- 情報を整理する
- 目次として記事の冒頭に記載
まとまりや区切りとして使う
ブログ記事は、パソコンでもスマホでも、上から下にスクロールして読まれます。
その特徴があるので、もしも見出しがないと、文章がダラダラと長くなり、見る人はあきてしまいます。
バックボタンを押すだけで簡単にそのページを離脱することができますよね。
あきた読者はすぐに離脱しますよー!
天村聡生
それを避けるために、見出しで話を区切ったり、まとめたりすることでメリハリをつけるという役割があります。
情報を整理するために使う
整理された情報は読者にも喜ばれますし、書き手も、圧倒的に書きやすくなります。
見出しがあることで、書く内容が明確に見えてくるからです。
情報を整理することは、読者と書き手の両方の頭の中を共有できると言ってもいいかもしれません。
たとえば、「ラーメン」という見出しを見て、そこに「野球のルール」について書かれているなんてイメージしないですよね。
読者と書き手は見出しから「ラーメン」という情報を共有できる
天村聡生
目次として読者に記事の内容を効果的に伝えるために使う
読者は基本的に文章を読みません。
これだけ聞いても、何のことかピンときませんよね。
言葉たらずなので、補足します。
読者は、「何が書かれているかわからない文章」や「魅力を感じない文章」は読みません。
冒頭の早い段階で判断しているよ!
天村聡生
見出しを使って目次を作り、それをブログ記事の冒頭に記載すれば、読者に何が書かれているのか明確に伝わります。
読者は目次をしっかりと見ています!
なぜ、そう言い切れるかというと、ボクはこれまでにブログ記事をたくさん書いてきました。
記事ごとに、アナリティクスという分析ツールを使って、どんなふうに読まれているのかデータ検証をしています。
そのデータを見てみると、目次は思いのほか読まれていますし、クリックされていることがわかるんです。
読者の興味をひく目次を作る意味でも、見出しは重要になってきます。
ブログ見出しの作り方
見出しを作ることがいかに大切で重要かわかっても、実際にどうやって作ればいいかわからなければ、意味がないですよね。
ここからは、簡単に魅力的な見出しが作れる方法を紹介します。
手順としては以下の6ステップです。
- 記事の仮タイトルを作る
- 紙とペンでアナログに見出しのアウトラインを作る
- ブログに見出しだけを書く
- 見出しだけを見て意味が通じるか確認して修正する
- 見出しに沿って文章を作成する
- できあがった記事を見て仮タイトルを本タイトルに修正する
ひとつの記事を作る流れはこのようになります。
それぞれ詳細を見ていきましょう!
Step1: まずは記事の仮タイトルを決める
記事を作るうえで、何を書くのかという記事テーマと仮タイトルを作ることをスタートにすると、そのあとの作業がスムーズに進みます。
たとえば、この記事を作るときにボクが始めにやったことはテーマを決めることでした。
テーマは「ブログの見出し」にしました
天村聡生
次に、Yahoo!虫眼鏡やGoogleサジェストという、検索エンジンの予測変換からキーワードを探しました。
Yahoo!虫眼鏡とは、検索したときに表示されるこれのことです。(この画像はパソコンで表示される画面なので、スマホ表示とは少し見え方が違います)
Googleサジェストも同じです。こんなのです。
そこから、「ブログ 見出し」というキーワードで、読者がいちばん知りたいことを予想して、仮タイトルを決定しました。
仮タイトルとして作ったのがこれ
天村聡生
「ブログの見出しとは?作り方と書き方のテンプレート例50選」
ここまで決まれば、次のステップに進みます。
ちなみに、タイトルの作り方についてよくわからないなら、こちらの記事で詳しく解説していますので確認してください!
Step2: アウトラインはアナログに紙とペンを使って
デジタルなブログ記事を作るときに、必ずしたほうがいいのがアナログな作業です。
具体的に何をすればいいか?
紙とペンを使って見出しのアウトラインを作るのです。
『iPhone』で有名なアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズさんも、製品の作成やデザイン案など、すべての業務を始めるときはデジタルなことではなく、紙とペンを使ったアナログなことをしていたそうです。
このエピソードを知ってから、ボクも記事作成の前にはアナログ作業を取り入れたんですが、これがめちゃくちゃ良いんです。
頭の中の情報がすっきりします!
天村聡生
参考までに、この記事を書くときに書いた、手書きのアウトラインを見てください。(字はこれぐらい殴り書きでいいです。あくまで自分がわかればいいので)
紙に見出し構成が書ければ、次のステップに進みましょう!
Step3-4: 見出しだけを書きそれだけ見ても意味がわかるようにする
つぎに、紙に書いた見出しをブログに書いていきます。
まずは見出しだけを書いていきましょう。
そして、その内容だけを見て、文章の流れや言いたいことがわかるか判断してください。
この記事の見出しだけの段階をスクリーンショットしましたので、見てください。
これを見るだけで、記事に書かれている内容と流れはだいたいわかると思います。
ここまで具体的に見出しを作ることができれば、このあとの本文を書いていく作業がグッと簡単になります。
Step5-6: 見出しに沿って文章を作成して本タイトルを作る
次は見出しに沿って文章を書いていく作業になります。
見出し構成を先にブログに書くことで、その見出しの通りに内容を書いていくだけなので、見出しを作らずに書くよりも、文章作成が驚くほど楽になります。
見出しで記事全体の流れが決まっているので、あとはその流れを崩さずに書いていきます。
例外として、「これは省略したほうがいいな」とか、「これは補足で足したほうがいいな」という内容が出てきますので、書いていく中で消したり足したりしてもらえればいいです。
たとえば、この記事でいうと。
はじめに「見出しとは?」の見出しの中の小見出しにあった「見出しがある文章とない文章の比較」という項目を消しました。
また、「ブログ見出しの作り方」では、Stepという単語を追加したのと、「Step5-6: 見出しに沿って文章を作成して本タイトルを作る」という小見出しを新たに追加しました。
なぜ、項目を消したの?
天村聡生
文章を書いていた流れの中で、「見出しがある文章とない文章の比較」という見出しの前の文章で、すでに見出しがある場合とない場合で、どんな違いがあるか、読者に理解してもらえると判断したので、削除しました。
逆に項目を追加した理由も、書いていて説明が足りないと感じたから、追加しました。
このさじ加減に関しては、読んでくれる読者のことを考えて、どうすれば簡単に理解してもらえるかというのを意識することで身に付いていきます。
これは経験がものを言うので、たくさん記事を書いて養っていくしかないです!
天村聡生
ブログ見出しを上手に使って効率的に稼ぐには
ブログの見出しとは、読者に対するおもてなしで、情報や内容を具体的に細分化したものでしたね。
ブログでの使われ方や作り方も分かっていただけたと思いますが、実際に作ってみないことには、この情報もすぐに忘れてしまいます。
せっかくここまで記事をご覧いただいたあなたには、情報を知っただけで、それで終わりにしてほしくありません。
実際に行動できるようになってほしい!
天村聡生
好きなことで稼ぐことの真実がわかったこちらの記事も一緒に参考にしてブログ作成をさらに強化していってください。