仕事を転職してもスキルアップしない2つの理由と2つの獲得方法

今の仕事がつらいから転職しようかなとか、スキルアップしたいから転職しようかなと考えていませんか?
じつはこの記事で紹介する「仕事を転職してもスキルアップしない2つの理由」を見れば、なぜ転職してもスキルアップなんかしないのかがわかります。
なぜなら僕も実際に一度転職したのですが、スキルアップすることなく会社員をやめて脱サラしたからです。
この記事では、スキルアップしない理由を2つ紹介して、どうすればスキルアップするのか具体的な方法を2つ紹介します。
記事を読み終えると、今後転職しようかどうかで悩むことは一切なく、これからの人生をどう生きていくかのコンパスを手に入れることができます。
Contents
仕事を転職してもスキルアップしない2つの理由
まず最初にスキルというのを定義しておきます。
スキルという英語の意味をお伝えするのではなく、一般的に使われているスキルという言葉の意味だと思ってください。
スキルとは自分の力でお金を生み出せる力です。
それを踏まえて、仕事を転職してもスキルアップしない理由は2つあります。
- 転職先のスキルしか身につかないから
- 会社に所属して発揮されるスキルでしかお金を生み出せないから
転職先のスキルしか身につかないから
仕事を転職すれば違うスキルは身に付きますが、それはただ単純に今まで持っていなかったスキルが身に付いただけであり、スキルがアップしたわけではありません。
いうなればスキルアップではなくスキルプラスです。
僕は印刷業界から管財業界に鞍替えしました。
業界を変えたので、スキルがアップしたわけではなく、プラスされただけです。
では同じ業界だとアップするのかというと、そうではありません。
もともと持っているスキルがアップされるわけではなく、転職先でしか使うことができないスキルが追加されるだけです。
つまり何度転職を繰り返しても、結局身に付くスキルというのは「その会社でしか使えない独自スキル」なわけです。
会社に所属して発揮されるスキルでしかお金を生み出せないから
ひとたび会社を辞めれば、たちまち何のスキルも身についていないことに気がつくでしょう。
なぜなら会社に所属すること限定で発揮されるスキルしか、身につけることができなかったからです。
だからバリバリ会社で出世した人でも、定年後は警備員やるんです。
会社で得られるスキルなんて、所詮はお金を稼ぎながら覚えることができたスキルなわけです。
スキルの定義はそうじゃない。
自分の力でお金を生み出せる力です。
だからそれは、お金をもらって身につけることができる会社員のスキルではない。
お金を出して自分から学んでいくことでしか、手に入れることができません。
スキルアップする具体的な2つの方法
スキルアップしたいなら方法は2つしかありません。
お金を使うか、時間を使うかの2つです。
お金を払って効率的に身につける
僕は時間を使うより、お金を使って身につけるほうがいいと思っています。
なぜならお金はあとで取り戻せるけど時間は取り戻せないからです。
たとえばプログラミング学習で100時間かかる分野が、10万円出せば1時間で完璧に理解できるという講座があるなら、お金を出せして残り99時間で10万円を取り返すことだってできますよね。
お金を使って身につけることができるスキルがあるなら、とっととスキルを身につけて、そのスキルでお金を稼ぎましょう。
時間を使って行動していきながら身につける
いまお金がないとか、どうしてもお金を出すのに抵抗があるというなら、時間を使って行動しながらスキルを身につけていくしかありません。
ここで重要になってくるのが、いかに行動しながらスキルを獲得することができるかです。
学習して知識を増やしていくことではありません。
実際に行動していくのです。
プログラミングを学びたいなら、実際にプログラミングを組むんです。
実践していきながら、知識をその都度仕入れるようにするんです。
多くの人が初めに知識を完璧に入れてから、行動しようとします。
たとえるなら楽天で入念に靴選びに時間をついやして、なかなか靴はいて外に出ないようなもんです。
とにかくかっこよくて完璧な靴を手に入れてから外に出たい!と思ってしまう。
そうではなくて、とっとと靴はいて外に出てみるしかないんです。
お金を使うのが嫌なら、時間を使ってとにかく行動することです。